2019.08.28EXHIBITIONS

今森光彦展「写真と切り絵の里山物語」

人と自然がともに生きる“里山”。その中で生み出される豊かな営みを見つめつづけてきた写真家・今森光彦さん。
琵琶湖を望む田園風景の中にアトリエを構え、四季折々に移り変わる田んぼや里山に集まる生き物を撮り続けてきました。
今森さんはまた、蝶や鳥、植物をモチーフにした精緻で生き生きとした作品をつくる切り絵作家としても知られ、深い洞察力により、たった一本のはさみから生み出される作品には、植物の鮮やかさや昆虫の力強さが表現されています。
本展では、里山に暮らす今森さんのライフスタイルの紹介をおりまぜながら、写真と切り絵で里山の魅力に迫ります。自然とそこに暮らす人々がつながる美しい里山の景色と、身近な自然と関わりながら暮らす喜びと魅力をお楽しみください。

構成
第1章 里山物語
湖西(琵琶湖の西方)を中心に撮影された
美しく迫力溢れる里山の写真作品を展示します。

第2章 里山の庭とくらし
2019年3月に刊行された写真集『オーレリアンの庭』から、
今森さんのアトリエがある庭で撮影された写真を、四季を追って展開します。庭に集まる蝶や昆虫、四季に合わせて変化する美しい自然をご覧頂きます。また今森さんの自然に寄り添うライフスタイルや日々の環境活動についてもご紹介します。

第3章 里山のアトリエ
モノクロやカラーなど、最新作を含む切り絵作品を展示します。
一本のはさみから生み出される精緻で生き生きとした作品群をお楽しみいただきます。


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