
丹波市立植野記念美術館(兵庫県)にて「土門拳の古寺巡礼」が開幕致しました。
ドキュメント、人物、古美術、建築、風景、そのいずれにも忘れがたい作品を残し、日本の写真史に巨歩を記した土門拳(1909-1990)。本展はそんな土門拳の名作写真集『古寺巡礼』の写真展です。
1939年に美術評論家・水澤澄夫の案内で初めて室生寺を訪れて以来、戦前から仏像行脚を続けた土門は、みずからの眼で選んだ古寺や仏像を徹底して凝視し撮影。建築の細部や仏像の手や足、口などをクローズアップで捉える独自のスタイルを貫きました。全四集の計画で始まった『古寺巡礼』は、刊行途上に土門が脳出血で倒れるも、車椅子生活になってからも不屈の精神で撮影を続行し、1975年に第五集で完結しました。
本展は、そんな土門拳のライフワーク「古寺巡礼」シリーズからカラーの代表作や、土門を魅了した室生寺の釈迦如来坐像をはじめ、重量感のある平安初期の木彫仏を中心にしたモノクロームの仏像写真などを展観。さらに丹波での開催に合わせて、写真集『古窯遍歴』『日本の古陶磁』に収録されている丹波地域ゆかりの作品を特別出展。合わせて約100点の作品をご紹介します。
土門が対象の本質に迫った、力強く個性的な「日本の美」をご覧ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【展覧会情報】
「土門拳の古寺巡礼」
期間:2026年4月4日(土)~5月24日(日)
会場:丹波市立植野記念美術館(〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地)
開館時間:午前10時-午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日:毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
※5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)が休館
会場HP



