2024.03.08EXHIBITIONS

高砂淳二写真展「この惑星(ほし)の声を聴く」

世界中の国々を訪れ、地球そのものをフィールドに自然界を撮り続ける写真家、高砂淳二。神秘的な海の中、遠く広がる大地、果てしない空、そこに息づく生き物たちに出会う旅を続けています。
38年以上にわたり、カメラを通して自然が内包する不思議な世界を見つめていく中で、高砂氏はこう考えるようになったと言います。

「僕ら人間も他の様々な生き物同様に地球を構成するひとつの大事な細胞として、今を生きている。それぞれの生き物がピースのように絡み合ってひとつの地球という生命を成り立たせている。」

本展は、「海の声」、「大地の声」、「空の声」の3部で構成し、地球からの様々なメッセージに耳を傾けます。人間も自然の一部。もう一度地球の声に耳を傾けてみることで、忘れかけている自然のリズムを思い出し、そのリズムに共鳴している自分を再発見することができるかもしれません。繊細で美しく、迫力のある作品群を、是非ご覧ください。

高砂淳二(たかさご じゅんじ)
写真家。1962 年、宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て 1989 年に独立。世界中の国々を訪れ、地球そのものをフィールドに活躍している。ザルツブルグ博物館、ニコンプラザ・THE GALLERY、東京ミッドタウンフジフイルムスクエア、コニカミノルタプラザなど写真展多数開催。 2008 年には、外務省主催・太平洋島サミット記念写真展「Pacific Islands」を担当。 TBS「情熱大陸」、NHK「SWITCHインタビュー」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌等のメディアや講演会等で、自然のこと、自然と人間の関係、人間の役割などを伝え続けている。自然写真の世界最高峰といわれる「Wildlife photographer of the year 2022」“自然芸術性” 部門において最優秀賞を受賞。写真集も多数出版されている。
みやぎ絆大使、いしのまき観光大使、海の環境NPO法人OWS 理事。


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