「土門拳の古寺巡礼」
『古寺巡礼』刊行60年-永遠の光を放つ名作。
ドキュメント、人物、古美術、建築、風景、そのいずれにも忘れがたい作品を残し、日本の写真史に巨歩を記した土門拳(1909-1990)。ライフワーク『古寺巡礼』の第一集が刊行されたのは1963年、今年で60年を迎えます。戦前から仏像行脚を続けた土門は、みずからの眼で選んだ古寺や仏像を徹底して凝視し撮影。建築の細部や仏像の手や足、口などをクローズアップで捉える独自のスタイルを貫きました。『古寺巡礼』の刊行途上、脳出血で倒れ、以後は車椅子生活になってからも不屈の精神で撮影を続行し、1975年、第五集で完結。本展はカラーの代表作と、土門を魅了した室生寺の釈迦如来坐像をはじめ、重量感のある平安初期の木彫仏を中心にモノクロームの仏像写真と、合わせて約120点を展観します。土門が対象の本質に迫った、力強く個性的な「日本の美」をご覧ください。
【展示内容】
写真作品:約120点(カラー/モノクローム)
その他関連資料、撮影機材、映像の展示を予定しています。
【開催概要】
「土門拳の古寺巡礼」
期間:2023年3月18日(土)-5月14日(日)
会場:東京都写真美術館 地下1階展示室 (恵比寿ガーデンプレイス内)
開館時間:10時-18時(木・金曜日は20時まで) ※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし、5/1は開館)
主催:クレヴィス
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
協力:公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
料金:一般 1,100(880)円 / 学生・65歳以上 900(720)円 / 中高生 700(560)円
※( )は当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引料金。各種割引の詳細は東京都写真美術館ホームページのご利用案内をご参照ください。
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料。
※各種割引の併用はできません。
※本展はオンラインによる日時指定予約を推奨いたします。
※事業は諸般の事情により変更することがございます。
※会場混雑時にはご入場をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。
【関連イベント情報】
記念講演会 土門の撮影助手・藤森武が語る「土門拳と古寺巡礼」
開催日程:2023年4月15日(土)14:00~15:30 [開場13:30]
講師:藤森武氏(写真家/土門拳記念館 理事)
会場:東京都写真美術館 1階ホール
定員:各回180名(当日先着順)
料金:無料。ただし入場時に「土門拳の古寺巡礼」展の半券の提示必須。
※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。番号順入場、自由席。
特別対談 内弟子が語る「古寺巡礼」
開催日程:2023年5月6日(土)14:00~15:30 [開場13:30]
講師:藤森武氏(写真家/土門拳記念館 理事)×堤勝雄氏(写真家/土門拳記念館 理事)
モデレーター:田中耕太郎氏(土門拳記念館 学芸員)
会場:東京都写真美術館 1階ホール
定員:各回180名(当日先着順)
料金:無料。ただし入場時に「土門拳の古寺巡礼」展の半券の提示必須。
※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。番号順入場、自由席。
諸般の事情により内容を変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
最新情報は東京都写真美術館ホームページまたは弊社(クレヴィス)ホームページ等でご確認ください。
東京都写真美術館ホームページ www.topmuseum.jp
クレヴィス ホームページ https://crevis.co.jp/
巡回一覧