2014.12.12EXHIBITIONS

写真展「アラスカ原野行」

人生を模索していた大学生の頃、故・星野道夫氏の作品に出会い、写真家を志すことを決めた
松本紀生。その後、日本の大学を中退し、アラスカ大学を卒業。独学でキャンプや写真の技術
を習得し、20年以上に渡りアラスカ原野と向き合い続けています。
春、北極圏で人知れず太古から季節移動を繰り返すカリブーの大群との出会い。
夏、豊潤な苔に覆われた南東アラスカの温帯雨林でキャンプをし、その森にこだまする
ザトウクジラの息吹に耳を澄まします。
秋、広大な北極圏原野を埋め尽くす紅葉の大海原を行き、
冬には北米大陸最高峰・デナリ山麓の氷河上でかまくら生活を送りながら、
奇跡のオーロラを待ちます。
その日本人離れした美しい写真は海外でも高く評価され、数多くのメディアに取り上げられて
います。日本滞在中は独自に作り上げたスライドトークショー「アラスカ・フォトライブ」を
開催。全国の学校、病院、各種団体を講演してまわり、笑いと感動を届けています。
本展覧会は、迫力溢れる美しい写真作品と映像作品が交じり合う臨場感に溢れた展覧会です。
また、松本紀生本人によるアラスカ・フォトライブを通じ、自然が内包する大いなる魅力を感
じていただけることと思います。


巡回一覧

2015年

  • 12月18日(金)~ 2月29日(月)オービィ横浜

2014年