2015.07.25EXHIBITIONS

岩合光昭写真展「ふるさとのねこ」

津軽の四季、子ネコたちの物語。
四季それぞれの美しさが際立つ日本。
春夏秋冬を通じて日本の原風景に出会う時、
私たちはそこに「ふるさと」を感じるのではないでしょうか。
青森県津軽地方。
花咲く春、夏の祭り、リンゴ実る秋、そして深く長い冬。
岩合はこの地に日本の原風景を見、
1年をかけて子ネコと人との暮らしを撮影しました。
津軽の四季、そこに生きる子ネコのたちの物語。
それは私たちにどこか懐かしい「ふるさと」を感じさせてくれます。

構成
・春
引き締まるような空気の冷たさ、そこに差し込む強い日差し。
津軽に遅い春がやってきます。
ウメ、サクラの花が散り、
やがてリンゴ、モモの花が満開になります。
ネコのコトラが5匹の子ネコを生みました。
・夏
津軽の夏は朝夕が涼しく、子ネコにとって楽しい季節です。
摘果した青いリンゴに寝ころび、遊びます。
ねぷた、花火祭り、人の遊びにもネコは付き合います。
・秋
短い夏が過ぎ収穫の時期がやってきます。
頭を垂れる稲穂、赤いリンゴと透き通る青い空。
日本の原風景にネコは欠かせません。
・冬
7つの雪が降る津軽。
小屋の中で温め合い、たくましく生きるネコたち。
彼らには人とのふれあいも
長い冬の間の楽しみの一つかもしれません。


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