Crevis Online Storeにて事前予約を受付中の安西水丸画集『一本の水平線―安西水丸の絵と言葉―』。
本書は数万枚を超える膨大な絵の中から、安西水丸の代名詞ともいえる「水平線」をキーとしたイラストレーション作品を厳選し、残された言葉とともに一冊の本にしました。本書に収録の印象的な言葉を作品とともに紹介いたします。

一本の水平線。

「私はイラストレーションを描く時にホリゾン（水平線）をよく使います。紙の上にホリゾンを一本引くと、絵に安定感が生まれるからです。ホリゾンを引くことで、例えばコーヒーカップはちゃんとテーブルの上に載っているイメージを出せるし、花瓶なら出窓の張り出しに飾られているイメージを出せる効果があるのです。
そして、紙にホリゾンを引く時、なぜかいつも千倉の海の水平線が目に浮かぶのです。海は水平線があるから海としての存在感を表しているのだと思います。千倉の海は、私のイラストレーションの中でも脈々と息づいているのです。」

房総半島の小さな町で育った水丸さんは少年時代、広大な海とその先の水平線を日々目にし、自身の過ごした少年期の原風景が後年の作品に繋がっていたのです。

＜Crevis Online Storeにて『一本の水平線―安西水丸の絵と言葉―』事前予約を受付中！＞
事前予約期間中にご購入いただいたお客様に、「イラストレーター 安西水丸展」オリジナルポストカードを3枚プレゼントいたします。
この機会に、是非ご予約ください。
※絵柄はお選びいただけません。
【事前予約期間：～2022年8月28日まで】　　
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