2021.11.09TOPICS

<ハッブル宇宙望遠鏡> エピソード2/5

Crevis Online Storeでの販売を開始した「宇宙グッズ」の中でも
「ハッブル宇宙望遠鏡」にまつわるエピソードをホームページでは、全5回にわたって紹介します。

そして今回は「ハッブル宇宙望遠鏡」にまつわるエピソードのパート2。

へび座の方向、7000光年の距離にある「わし星雲(M16)」の中心部にある「創造の柱」と呼ばれる光景。この領域を写した画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の偉業を象徴する天体画像の代表的なものとして高い人気を誇っています。
下の画像は1995年に公開されたものです。スペースシャトル・ディスカバリー号によって打ち上げられてから10 年間で撮影された画像の中では、最も有名なものの一つです。

次の画像は、2009年の最後の保守ミッションの際に新たに設置された観測装置WFC3(広視野カメラ3)で2014 年に撮影し、2015年1月に公開されたものです。宇宙空間に屹立するかのように見える柱状の構造は、大質量で高温の若い星々からの紫外線によって、ガスと塵の星雲が侵食されてできたもの。柱上端の縁のところには、紫外線で熱せられて蒸発したガスが、もやのように写っています。

最後の画像は創造の柱を近赤外線で観測したものです。近赤外線は塵を透過するので、可視光による観測では見えない部分を見ることができます。この画像では柱の奥にある星や、柱の内部の星までが透けて見えています。

ハッブル宇宙望遠鏡は、可視光以外にも赤外線、紫外線に対応した観測装置を搭載し、幅広い観測により宇宙の謎の解明に挑み続けています。

Crevis Online Storeでは、ハッブルがとらえた幻想的な「創造の柱」の写真をデザインした貴重なポストカード、クリアファイルを販売中!
写真集と併せて、この機会に是非ご覧くださいませ。

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