2026.10.23PUBLISHING
写真集『サハラ SAHARA THE ETERNAL』
砂と風と星々と。時空を超えて永遠のサハラへ
果てしなく広がる砂と岩からなる荒涼たる大地。湿潤な気候の日本からは、想像を絶する極乾の世界。1972年、ヨーロッパから車でアフリカへ向かい、初めて砂漠に足を踏み入れた野町氏は、サハラと衝撃的な出合いをしました。その後数カ月単位のサハラ滞在を繰り返しながら撮影した作品をモノクローム写真でまとめました。
野町氏の「サハラ」作品は、1977年に イタリアで出された写真集『SAHARA』をはじめ、日、仏、英、米、独、蘭などで国際出版され、世界的な評価を得ました。その後2018年までに14回、サハラ取材は延べ900日に及びます。
砂漠の遊牧民や、オアシス、モロッコの山間に暮らす人々の間に深く分け入り、過酷な自然環境の中で独自の文化を受け継ぐ姿を捉えた作品群。また、紀元前7000年から数千年の間、サハラ一帯は緑に覆われた湿潤地であり、豊かな暮らしが営まれていたことを示す、岩に描かれた無数の壁画群。サハラに魅せられ、乾燥の大地を肌で感じとった野町氏の圧倒的な作品をご覧ください。
【構成】
第1章 砂の地平線
第2章 遊牧の民
第3章 極限の大地
第4章 オアシス 砂漠の生命線
第5章 モロッコ 山間に生きる
第6章 緑のサハラ 古代岩壁画の記録
第7章 永遠のサハラ
本書は野町氏がドバイ首長国「2026年HIPA国際写真賞功労賞」受賞した記念に刊行したものです。
「HIPA国際写真賞功労賞」
2011年にドバイ首長国で創設された、世界で最も権威のある国際写真賞のひとつ。
功労賞はエリオット・アーウィット、セバスチャン・サルガドをはじめとする、世界的に知られる写真家が受賞している。野町氏は日本人の写真家として初の受賞。
- 6,600円(税込)
- サイズ:A4変型(297 x 215mm)上製
- ページ数:184ページ モノクローム写真140点
- ISBN:978-4-911003-58-9