2024.07.17EXHIBITIONS
写真展「養老孟司と小檜山賢二 虫展」
解剖学者で無類の昆虫愛好家、養老孟司。そしてデジタル昆虫写真のパイオニアである小檜山賢二。70年以上楽しく虫を観察してきた二人の展覧会です。そのほとんどが体長数ミリから数センチの虫たちを1000倍に超拡大!見たこともない造形を鑑賞していただけます。わずか3センチが8m以上も大きく引き伸ばされたオオゾウムシは圧巻!案内人となる養老さんの言葉パネルは会場余すところなく展示され、虫の、そして自然に対する見かたを教えてくれます。わからないことだらけの虫、そして自然。本展が、知らないことを知る、新しい発見の場となれば、幸いです。
【構成】
虫たちの見かたを6つの部屋で構成。養老先生の考えかたや見かたを標本にした”言葉の標本箱”を中心とした「養老部屋」、まるで現代アートのような虫巣「トビケラの部屋」、虫たちを超拡大した「マイクロプレゼンスの部屋」、プロダクションマッピングを駆使した映像と音楽で虫たちの存在を体感する「多様性の部屋」、ゲーム感覚で虫たちをくまなく見る「拡大の部屋」、そして最先端の写真研究を知る「3D写真研究の部屋」。
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