2026.04.23EXHIBITIONS
イラストレーター安西水丸展 ぼくのあそび
今でも小学生の絵を描いている、 普通の人です。
漫画、絵本、エッセイ、小説……。多彩な創作活動で時代の第一線を歩み続けたイラストレーター安西水丸。安西の絵はしばしば、「都会的で洗練された」、あるいは「ヘタウマ」とも評され、仕事により描き方を自在に使い分け、村上春樹との共作をはじめ雑誌や広告など、時代の空気を帯びた作品を数多く生み出してきました。
一方でキャリアの初期から、絵の中央に「ホリゾン(水平線)」と、自らの愛したモチーフを配した作品をくり返し描き続けてきました。その水平線は、幼少期に安西が育った海辺の街、千葉県・千倉から望む海の風景に重なります。
本展では、各時代に印象的な仕事を残してきた安西の活動を振り返るとともに、後半は生涯通して描き続けたホリゾン作品で構成し、個展などで発表された絵や、アトリエで長く眠り続け近年再発見された原画やそれらの復刻作品によって、水平線が紡ぐ作品世界が広がります。
安西にとって、幼い頃から絵を描くことが一番のあそびでした。大人になってもそれは変わらず、仕事とあそびを行き来しながらどちらにも通底しているのは「たまらなく絵を描くことが好きだ」という想いです。
一人のイラストレーターが、何を思いどのように過ごしてきたか残された絵と言葉によって感じていただけます。
【構成】
第1部:ぼくの仕事
第2部:ぼくの水平線
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