2025.07.03EXHIBITIONS

展覧会「ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界」

藤枝リュウジ(1943–)は、半世紀以上のキャリアを持ち、現在も第一線で活躍するイラストレーター&アートディレクターです。どこか平和で、どこかのんびりとした、どこか愉しげな音が聴こえてくるような作品たちは、広告や絵本、NHK Eテレのこども番組、雑誌など色々な場面で親しまれています。また、長年にわたり個展の開催を続け、作品を発表。のびやかに自由に、藤枝リュウジの世界は広がりつづけています。
本展は、絵本、広告、雑誌、本の装幀、こども番組、個展作品のドローイングなど、多岐にわたる作品を一堂に集め、“ハッチポッチ=ごった煮”と冠して3章立てで紹介いたします。

【構成】
1章「藤枝さんの仕事」-WORKS-
1968年に広告制作会社サン・アドに入社、デザイナーとしてキャリアをスタートして以降、時にアートディレクターとして、時にイラストレーターとして、さまざまな仕事を手がけてきた藤枝さん。多彩な作品をハッチポッチ(ごった煮)に紹介いたします。

2章「藤枝さんとこども番組」-PUPPET SHOW-
1996年にNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送が開始されたパペット番組「ハッチポッチステーション」は、藤枝さんがはじめてアートディレクションを手がけたこども番組です。ポップで温かみのあるデザインは幅広い年代に親しまれ、その後「クインテット」「フックブックロー」「コレナンデ商会」とつづく人気シリーズになりました。“グラフィックデザイナーがつくるこども番組”を目指したという、そのアートワークを、当時描かれた作品や番組に登場した作品を中心に紹介いたします。

3章「藤枝さんのイラストレーション」―ILLUSTRATIONS―
1986年に東京・表参道のHB Gallery主宰の唐仁原教久さんに出会い、翌年同ギャラリーで初の個展を開催。イラストレーター・藤枝リュウジの歩みが始まりました。以降30回以上開催している個展の出品作品を中心に紹介いたします。また、藤枝イラストレーションの現在地ともいえる、描きおろし作品も展示。ぜひ会場でご覧ください。

◎総出品数は500点以上!
◎こども番組4タイトルのパペット18体+招き猫も展示いたします!

まさに“ハッチポッチ”な作品の数々を、どうぞお楽しみください。

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