2011.04.06EXHIBITIONS

岩合光昭写真展「いぬ」

世界中をフィールドに活躍する動物写真家・岩合光昭による日本犬の写真展です。
人間と一番身近な存在といえる犬。犬とはどういう生き物なのか、そして古代より続く人と犬の密接な関係を40年以上にわたる写真家生活の中で撮影してきた作品群で展覧します。犬好きの方のみならず、男女問わず幅広い年齢層の方にお楽しみいただきたい写真展です。

「走ること、待つこと、従うこと」。自然の中で人間とともに生きる犬を、写真家・岩合光昭は「完璧な存在」といいます。
人と犬の関係は古く、地球上、人の暮らしがある場所ではいつも犬が一緒でした。日本人と日本犬はともに1万年を暮らしてきたといわれます。列島の鮮やかな四季にうつろう風土のようなさりげなさで、長い間共に歩んできたのです。また、主人である人と犬とはよく似る、ともいいます。人が犬に似ていくのか、犬が人に似てくるのか、それとも似た者同士がはじめから惹かれあうのか―。いずれにしても、人と犬との間には、歴史がはぐくんだ深く強い絆があるようです。
本展では、写真家・岩合光昭が40年に及ぶ写真家生活の中で追い続けてきた犬たちを一堂に集めました。堂々たる風格の柴犬をはじめとする、天然記念物の日本犬6犬種。それぞれに個性あふれる魅力をたたえた姿で愛犬家に人気の高い世界の犬たち。また、地球上のいたるところで街角に溶け込んで人と一緒に生きる犬や極地や大自然の中でたくましく生きる迫力に満ちた犬たちを、約200点の写真作品で余すことなくご紹介いたします。

構成
日本犬 ―天然記念物6犬種―
日本を代表する犬たち。天然記念物の6犬種を約50点の作品で紹介します
柴犬 紀州犬 四国犬 甲斐犬 秋田犬 北海道犬


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