2009.05.02EXHIBITIONS

写真展「日本の自画像 写真が描く戦後1945-1964」

1945年の太平洋戦争の終戦から1964年の東京オリンピック大会開催までのわずかな期間で、日本社会は劇的な変貌を遂げ、写真界もまた活発な表現活動の中に新たな展開を模索しました。
伝統と近代化という矛盾に満ちた岐路に立たされた時代の都市と地方の様相は、すぐれた才能のある写真家たちによって不朽のイメージとしてとらえられました。
『日本の自画像』展は、戦後日本の写真界を牽引した11人の写真家たちがとらえた写真作品から、厳選した168点のモノクロと作品によって展観致します。本展は、世界で初めて紹介される戦後の日本社会についての広範な考察であり、社会的な大変動に際して、日本人が見せた強靭さと深い芸術的な才能へのオマージュでもあります。

出品作家
石元泰博、川田喜久治、木村伊兵衛、田沼武能、東松照明、
土門拳、長野重一、奈良原一高、濱谷浩、林忠彦、細江英公


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