古来、富士山は“神の山”として、その雄大な姿、そして遥か遠くからでもそれとわかる弧峰としての美しさが人々の崇敬を集めてきました。
『万葉集』の昔から歌にうたわれ、さまざまな文学に登場し、また北斎や広重の浮世絵に代表されるように、現代に至るまで絵画に描かれてきました。およそ日本人の精神文化を語ろうとするとき、欠くことのできない存在です。
本年六月にユネスコの世界遺産委員会が認定する世界遺産に、「文化遺産」として登録を目指しているのも、単に守るべき美しい自然景観ということのみならず、このような古代からの日本人の富士への深い関わりも含めて、「人類の大切な宝物」として未来へ引き継いでいこうとする意図によります。

写真家・大山行男は、富士山に魅せられて三十数年、来る日も来る日も富士山のことを考え続け、周辺の山々や湖、樹海を歩きまわり、「ただ富士が見たい」という一心から変幻自在のこの山を撮り続けてきました。
上空から、南アルプスから、また山頂の火口底からと、あらゆる富士山を大型カメラで撮影、肉眼ではとうてい目にすることができない、「誰も見たことのない富士山」がここにあります。

本展は、東急東横店のグランドオープンを記念して開催致します。富士山と日々対話しつづけてきた写真家が捉えた富士の神々しい姿、その決定的瞬間をお楽しみください。




【会期】 2013年 4月 4日(木)〜 9日(水)

【時間】10時〜21時
    (最終日は17時閉場・ご入場は閉場の30分前まで)

【会場】東急百貨店 渋谷東横店

【イベント】会期中連日、14時/17時よりトークショー、サイン会を行います
      (最終日のみ14時のみ)


詳しくは東急東横店ページへ
>>>http://www.tokyu-dept.co.jp/toyoko/event/detail.html/?id=115